Q.061情報漏洩のしくみ

情報漏洩はどんな原因で起きるのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

情報漏洩の原因は、①外部からの攻撃(不正アクセス・ウイルス感染)、②人のミス(誤送信・誤表示・紛失)、③内部不正(持ち出し・権限の悪用)の3つに大きく分けられます。東京商工リサーチの2025年の集計では、上場企業の漏えい・紛失事故180件のうち64.4%がウイルス感染・不正アクセスでした。

情報漏洩の3つの原因外部からの攻撃ランサムウェア不正ログイン脆弱性・設定ミス人のミスメールの誤送信Webの誤公開紛失・誤廃棄内部不正持ち出し権限の悪用元社員のログイン
情報漏洩の3つの原因

原因ごとの特徴と対策

原因例主な対策
外部からの攻撃ランサムウェア、不正ログイン、Webサイトの脆弱性、設定ミスを突かれる更新、多要素認証、診断、監視(解説)
人のミスメールの宛先間違い、BCCとTOの取り違え、Webページの誤公開、USBメモリの紛失送信前の確認の仕組み、暗号化(解説)
内部不正退職前の顧客データの持ち出し、権限を使ったのぞき見、元社員の不正ログイン権限の最小化、ログ、退職時の手続き(解説)

原因が重なって大きくなる

実際の事故では、「設定ミスで外から見える状態になっていた」ところを「攻撃者が見つけた」、「退職者のアカウントが残っていた」ところに「本人がログインした」など、複数の要因が重なっています。1つの原因だけに対策するのではなく、人・仕組み・技術の組み合わせで防ぎます。

個人の場合:個人の情報が漏れるのは、多くが利用している会社側の事故です。自分では防げない部分があるからこそ、漏洩の通知が届いたときの手順を知っておくことが大切です。

出典:Web担当者Forum「2025年の個人情報漏えい、被害人数は3,063万人」(東京商工リサーチ調べ)、IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」

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