社員・元社員による不正アクセスとは、他人のID・パスワードを使って権限のないシステムに入る、退職後に残っていたアカウントで元の会社のシステムにログインするといった行為です。内部の人はシステムの構成やパスワードの運用を知っているため、外部からの攻撃より発見が遅れやすい特徴があります。
典型的なパターン
| パターン | きっかけになる管理の甘さ |
|---|---|
| 退職後のログイン | 退職者のアカウント・VPN・クラウドの削除漏れ(解説) |
| 他人のIDでのアクセス | パスワードの共有、付箋に書いたパスワード |
| 権限を超えた閲覧 | 全員が全データを見られる権限設計(権限管理) |
| 管理者権限の悪用 | 管理者が少数に限られず、操作の記録もない(管理者権限) |
| 外部の攻撃者への協力 | 認証情報の売買・提供の勧誘 |
不正アクセスは犯罪:社員・元社員でも、権限のないシステムに他人のIDや残っていたアカウントでログインすれば、不正アクセス禁止法違反になりえます(社員の不正アクセスの責任)。