Q.243ヒューマンエラー・社内からの不正アクセス

退職した社員が、元の会社のシステムにログインする事件はなぜ起きるのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

主な原因は、退職者のアカウント・VPN・クラウドのアカウントが削除されずに残っていたこと、共有のパスワードが変更されていなかったことです。退職後のログインは、正規のIDでのログインに見えるため、記録を確認しないと気づきにくいのが特徴です。

元社員の不正ログインが起きる流れ1退職2アカウントが残る削除漏れ・共有PW3退職後にログイン正規に見える4発見が遅れる
元社員の不正ログインが起きる流れ

防ぐための手続き

  1. 人事の退職手続きと連動して、最終日にすべてのアカウントを停止
  2. 本人が知っていた共有パスワード・管理者パスワードを変更
  3. 個人の端末・個人のクラウドに業務データが残っていないか確認
  4. 退職後しばらくは、停止したアカウントへのログイン試行を監視

退職後のログインも不正アクセス:「在職中に使っていたから」「パスワードを知っていたから」は理由になりません。退職時に、その旨を本人に説明しておくことも抑止になります。

チェックリストは退職時のセキュリティチェックをご覧ください。

出典:IPA「組織における内部不正防止ガイドライン」、e-Gov法令検索「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」

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