Q.146会社・組織の予防策

標的型メール訓練は効果がありますか?どう実施すればいいですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

効果はありますが、目的は「開いた人を見つけること」ではなく「開いたあとにすぐ報告できること」です。評価は開封率だけでなく、報告率と報告までの時間で見ましょう。現実の攻撃では、誰か1人は必ず開いてしまうため、早く報告されることのほうが被害を小さくするからです。

訓練の流れ1目的と指標報告率・時間2訓練メール送信予告なし3開いたら解説その場で4結果の共有報告を評価
訓練の流れ

実施の手順

  1. 目的と評価の指標(報告率・報告までの時間)を決める
  2. 実際の手口に近い文面を用意する(請求書、宅配、社内通知など)
  3. 予告なしに送信する(経営層・情報システム担当にも)
  4. 開いた人には、その場で解説ページを表示する
  5. 結果を共有し、報告した人を評価する

注意点

  • 開いた人を名指しで責めない(報告しなくなる)
  • ボーナスや災害など、社員の不安をあおりすぎる文面は避ける
  • メール以外(SMS、チャット、電話)の手口も教育で扱う

出典:IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」、内閣サイバーセキュリティセンター「みんなでしっかりサイバーセキュリティ」

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