Q.143会社・組織の予防策

経営者は、サイバーセキュリティにどう関わるべきですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

経済産業省のサイバーセキュリティ経営ガイドラインは、セキュリティを「コスト」ではなく「経営への投資」と位置づけ、経営者がリーダーシップをとって対策を進めるべきとしています。経営者がすべての技術を理解する必要はありませんが、方針・体制・予算・事故時の判断は経営者の役割です。

経営者が認識すべき3原則1経営者が主導リーダーシップ2サプライチェーン全体委託先・取引先3関係者と対話平時も緊急時も
経営者が認識すべき3原則

経営者が認識すべき3原則(要旨)

  1. セキュリティ対策は経営者がリーダーシップをとって進める
  2. 自社だけでなく、取引先や委託先を含むサプライチェーン全体の対策に目を配る
  3. 平時・緊急時を問わず、関係者と積極的にコミュニケーションをとる

担当者に指示すること(重要10項目の考え方)

  • リスク管理の体制を作る(責任者・担当を決める)
  • リスクを把握し、対策の計画を立てる
  • 必要な予算・人材を確保する
  • 防御だけでなく、検知・対応・復旧の仕組みを作る
  • 事故時の対応体制(CSIRTなど)と復旧計画を整え、訓練する
  • 委託先・取引先の対策状況を把握する
  • 情報共有の活動に参加する

事故が起きたとき、最終的な判断は経営者にしかできません。公表・取引停止・身代金の要求への対応など、事前に判断の基準を決めておきましょう(対応計画)。

出典:経済産業省「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」

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