Q.180会社のインシデント対応

サイバー攻撃の「机上訓練」とは何ですか?どう実施すればいいですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

机上訓練(テーブルトップ演習)は、架空の攻撃シナリオを進行役が少しずつ示し、参加者が「この時点で誰が何をするか」を話し合う訓練です。システムを止めずに実施でき、連絡網の不備や判断基準のあいまいさを見つけられます。

机上訓練の進め方1目的を決める2関係者が集まる経営・IT・広報・法務3シナリオを段階的に架空の事件4行動を話し合う5課題を計画に反映
机上訓練の進め方

実施の手順

  1. 目的を決める(例:初動の連絡が回るか、公表の判断ができるか)
  2. 参加者:経営者、情報システム、総務・広報、法務、主要な部門
  3. シナリオを段階的に示す(下の例)
  4. 各段階で、行動・判断・連絡先を話し合う
  5. 見つかった課題を記録し、対応計画を直す

シナリオの例(架空)

段階状況考えること
1月曜の朝、複数の社員から「ファイルが開けない」と連絡誰に報告?切り離しは?
2サーバーに脅迫文。顧客データの公開をほのめかす外部の専門家・警察・保険会社への連絡
3受注システムが止まり、取引先から問い合わせ代わりの手段、取引先への説明
4報道機関から取材の電話公表の判断、窓口

出典:経済産業省「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」

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