Q.203システムの技術対策

EDRとは何ですか?ウイルス対策ソフトとは何が違いますか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

EDRは、端末(PC・サーバー)の動きを常に記録し、不審な振る舞いを検知・調査・隔離する仕組みです。従来のウイルス対策(EPP)が「入ってくるものを防ぐ」のに対し、EDRは「侵入されたことに早く気づき、被害を止める」ことを目的とします。両方を組み合わせて使うのが一般的です。

EPPとEDRの役割の違いEPP(ウイルス対策)入ってくるものを防ぐ既知の悪いファイルEDR侵入後の振る舞いを検知調査・隔離
EPPとEDRの役割の違い

EDRでできること

  • 正規のツールを悪用した攻撃など、ファイルを使わない攻撃の検知(環境寄生型攻撃)
  • 攻撃の流れ(どのプロセスが何をしたか)の可視化
  • 端末のネットワーク隔離、プロセスの停止
  • 事故後の調査に使える記録

運用の体制が重要

EDRはアラートを見て判断する人がいて初めて効果を発揮します。社内で24時間監視できない場合は、外部の監視サービス(MDR)の利用を検討します(SOC)。

すべての端末・サーバーに入っているかを確認しましょう。攻撃者は、EDRが入っていない古いサーバーや、無効化できる端末を狙います。

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」、IPA「情報セキュリティ」

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