Q.290コラム・事例に学ぶ

【コラム】ランサムウェアは、なぜ「ビジネス」になったのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

ランサムウェアの攻撃は、ランサムウェアを開発して貸し出す者、企業に侵入する者、侵入口(認証情報など)を売る者、交渉や資金の洗浄をする者などが分業する仕組みになっています。これをRaaS(Ransomware as a Service)と呼び、高い技術がなくても攻撃に加われるようになったことが、被害の拡大につながりました。

ランサムウェアの分業の仕組み1開発・運営貸し出す2侵入の仲介認証情報を売る3実行(加盟者)4交渉・資金洗浄
ランサムウェアの分業の仕組み

分業の仕組み

役割やること
開発・運営ランサムウェアと暴露サイトを用意し、「加盟者」に貸し出す
侵入の仲介VPNの認証情報や侵入済みの環境を売る
実行(加盟者)企業に侵入し、データを盗み、暗号化する
交渉・資金身代金の交渉、暗号資産の洗浄

ビジネス化が意味すること

  • 攻撃者は「効率よく稼げる相手」を探す。弱点のある組織は規模に関係なく狙われる(中小企業が狙われる理由)
  • 身代金の支払いは、このビジネスの資金になる(支払うべき?)
  • 摘発で1つのグループが消えても、名前を変えて再開することがある

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」

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