Q.022攻撃の手口

ランサムウェアの「二重恐喝(ダブルエクストーション)」とは何ですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

二重恐喝(ダブルエクストーション)は、ランサムウェアの攻撃者が①データを暗号化して使えなくする脅しと、②盗み出したデータを公開する脅しを組み合わせて身代金を求める手口です。バックアップから元に戻せても、盗まれた情報の漏洩は取り消せないため、被害企業は二重に追い込まれます。

二重恐喝の2つの脅し脅し①:暗号化ファイルが使えない「戻したければ払え」→バックアップで戻せる脅し②:暴露盗んだデータを「公開するぞ」→漏洩は取り消せない
二重恐喝の2つの脅し

なぜ二重恐喝が広がったのか

企業がバックアップを整え、「暗号化されても払わずに復旧できる」ようになったため、攻撃者は払わせるための別の材料として情報の暴露を使うようになりました。盗んだデータの一部を、攻撃者が運営するリークサイトに「証拠」として掲載することもあります。

さらに増える脅し

  • 被害企業のWebサイトにDDoS攻撃をしかける
  • 被害企業の顧客や取引先に直接連絡し、圧力をかける
  • 暗号化せず、盗んだデータの暴露だけで脅す(ノーウェアランサム)

被害企業がとるべき行動

「暗号化されたか」だけでなく「何が持ち出されたか」を調べる:外部への通信の記録などから持ち出しの有無と範囲を調べ、個人データが漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要です(漏えい等報告の義務)。身代金については身代金は払うべき?を参照してください。

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」、IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」

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