Q.023攻撃の手口

ランサムウェアはどこから侵入してくるのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

ランサムウェアの侵入口として特に多いのは、VPN機器やリモートデスクトップなど、外部から社内ネットワークに入るための入口です。更新していない機器の脆弱性や、漏れた・推測されたID・パスワードが悪用されます。ほかに、メールの添付ファイル、委託先や関連会社のネットワーク経由の侵入もあります。

ランサムウェアの主な侵入経路社内ネットワーク入口はどこ?VPN機器未更新・弱いパスワードリモートデスクトップ直接公開メール添付・リンク委託先・関連会社接続回線公開サーバー脆弱性
ランサムウェアの主な侵入経路

経路ごとの対策

侵入経路何が悪用されるか対策
VPN機器修正版を当てていない脆弱性、使い回しのパスワード最新に更新、多要素認証、不要なアカウント削除(解説)
リモートデスクトップインターネットに直接公開された入口、弱いパスワード直接公開しない、VPN経由に限る(解説)
メール添付ファイルやリンクからのマルウェア感染マクロの無効化、訓練、EDR(解説)
委託先・関連会社接続回線や共通のアカウント接続の制限、委託先の管理(解説)
公開サーバーWebサーバーなどの脆弱性更新、WAF、診断(解説)

入口の把握が第一歩

「会社にどんな入口があるか」を把握していないと守れません。古い機器、保守業者が設置したまま忘れられた回線、テレワーク用に一時的に開けた入口が狙われます。外からアクセスできる機器の一覧を作ることから始めてください(IT資産の管理)。

入口の機器を更新しても安心できない場合:脆弱性を突かれた後に更新しても、すでに入り込まれていれば手遅れです。重大な脆弱性が公表された機器は、更新に加えて不審なログインや設定の変更がないかを確認します。

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」、JPCERT/CC

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