DDoS(Distributed Denial of Service:分散型サービス妨害)攻撃は、乗っ取った大量のパソコンやIoT機器から、狙ったサイトに一斉に通信を送りつけて、サーバーや回線をあふれさせ、Webサイトやサービスを使えなくする攻撃です。情報が盗まれるわけではありませんが、予約やネット販売が止まるなど大きな損失になります。
なぜ行われるのか
- 抗議・主張:国際情勢に関連して、政府機関や企業のサイトがまとめて狙われる
- 恐喝:「攻撃を止めてほしければ払え」と要求する
- 目くらまし:対応に追われている間に、別の侵入を進める
攻撃に使われる「ボットネット」
DDoS攻撃には、マルウェアに感染して攻撃者の命令で動くようになった機器の集まり(ボットネット)が使われます。初期パスワードのままのルーターや防犯カメラが乗っ取られ、知らないうちに攻撃に加担していることがあります(IoT機器の守り方)。
企業ができる対策
- CDNやDDoS対策サービスで、大量の通信を手前で吸収・遮断する(解説)
- 攻撃時の連絡先(回線事業者、サーバー会社、サービス事業者)と手順を決めておく
- サイトが止まったときに、SNSなど別の手段でお知らせを出せるようにしておく