よく聞くパスワードの常識の中には、今では推奨されなくなったものがあります。たとえば「定期的な変更」は、漏洩の疑いがない限り不要というのが現在の考え方です。大切なのは長さ・使い回さないこと・多要素認証です。
ウソ・ホント
| 常識 | 判定 | 解説 |
|---|---|---|
| 3か月ごとに変えるべき | △ | 漏洩の疑いがあるときに変えればよい。定期変更は単純化・使い回しを招く |
| 記号を入れれば安全 | △ | 短いと記号入りでも破られやすい。長さのほうが効く(作り方) |
| 紙に書くのは絶対ダメ | △ | 職場の付箋はダメ。自宅で安全に保管する紙のメモは、使い回しより安全という考え方もある |
| 使い回しは危険 | ○ | 1か所の漏洩で他も破られる(解説) |
| 2段階認証は面倒なだけ | × | 最も効果の大きい対策の1つ(解説) |
| パスワードはなくなる | ○(進行中) | パスキーの普及が進んでいる(パスキー) |
結論:覚えるのは1つ(パスワードマネージャーのマスターパスワード)だけにして、あとは自動生成・2段階認証・パスキーに任せるのが、今いちばん現実的な方法です。