Q.103個人でできる予防

パスワードマネージャーは安全ですか?どれを使えばいいですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

パスワードマネージャーは、使い回しをやめるための最も現実的な道具です。保存したデータは通常、あなたのマスターパスワードや端末の認証で暗号化されており、運営会社も中身を読めない設計のものが主流です。「1か所に集めるリスク」はありますが、使い回しを続けるリスクよりずっと小さいと考えられています。

パスワードマネージャーの仕組み1マスターパスワード1つだけ覚える2金庫を開く端末で暗号を解く3サイトごとに別のPW自動生成・自動入力
パスワードマネージャーの仕組み

種類と特徴

種類特徴向いている人
OS・ブラウザの標準機能追加費用なし、設定が簡単。漏洩したパスワードの警告機能もある使う端末が同じ系列(iPhoneとMac、AndroidとChromeなど)の人
専用アプリOSやブラウザをまたいで使える。家族共有や緊急時のアクセス機能などWindowsとiPhoneなど、系列の違う端末を使う人、家族で管理したい人

選ぶときのチェック

  • 保存データが端末側で暗号化される設計か(運営会社が中身を見られない)
  • マスターパスワードに加えて、2段階認証やパスキーで守れるか
  • 提供元の実績・更新の頻度・過去の事故とその後の対応
  • パスワードの漏洩チェック・使い回しチェックの機能

使い始めの手順

  1. 長いマスターパスワードを決める(これだけは覚える。他で使わない)
  2. マネージャー自体に2段階認証を設定する
  3. 回復用のコード(リカバリーキー)を紙に書いて安全な場所に保管する
  4. 重要なアカウントから順に、自動生成のパスワードに置き換える

マスターパスワードを忘れると復旧できないことがあります。回復手段は必ず設定し、紙で保管してください。

出典:IPA「パスワードの管理」、内閣サイバーセキュリティセンター「インターネットの安全・安心ハンドブック」

↑