不正アクセス禁止法でいう「不正アクセス行為」は、大きく分けて①他人のIDとパスワードなど(識別符号)を無断で入力してログインすることと、②プログラムの弱点などを突いて、アクセス制限を回避して入り込むことです。実際にデータを盗んだり壊したりしなくても、無断でログインした時点で犯罪になります。
不正アクセスにあたる身近な例
- 交際相手や家族のSNS・メールに、本人に無断でパスワードを入れてログインする
- 退職した会社のシステムに、残っていたIDでログインする
- 同僚のIDとパスワードを使って、自分に権限のない社内システムに入る
- 拾ったり推測したりしたパスワードで、他人のアカウントにログインする
家族や恋人でも違法:「家族だから」「見るだけだから」は理由になりません。本人の許可なく他人のIDとパスワードでログインすれば、不正アクセス行為にあたります。
あわせて禁止されている行為
不正アクセスそのものだけでなく、他人のIDやパスワードを不正に取得する・保管する・第三者に教えること、偽サイトやメールでパスワードを入力させようとする(フィッシング)ことも禁止されています。罰則は不正アクセスの罰則で説明しています。
会社としての意味:システムにIDとパスワードによる利用制限(アクセス制御)がかかっていることが、法律で守られる前提です。認証をかけずに公開してしまった情報を見られても、不正アクセス禁止法では対処しにくい場合があります。